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グローバルステーショナリー事業本部

生産調達 | グローバルリーダーコース

小谷 美瑚 2015年新卒入社

小谷 美瑚

の社会の拓き方

自分の好奇心と強みを、
コクヨと掛け合わせる。

中国でつくるなら小谷に。
そう思ってもらえる存在に。

中国でつくるなら小谷に。
そう思ってもらえる存在に。

上海市の長寧区にある国誉商業 (上海) 有限公司のオフィスは、コクヨにおける中国での文具事業の営業拠点。ここで調達部のマネジャーとして働いているのが、入社12年目、上海駐在は3年目になる小谷美瑚。キャリーケースを転がしながら各地を飛び回る日々を送る。

中国の工場で文具を生産するときに、日本の開発担当と中国の工場の担当者との間に入ってサポートするのが私の役割です。遠いところでは上海から300kmくらい離れた工場に、電車や飛行機で出張もします。工場では、ぜんぶ中国語。コミュニケーションも中国式で、建前もなく本音。私も日本人と意識されている感じはなく、そのほうが私もラクです。何十社もの工場と一緒にものづくりをしてきているので、「中国でつくるなら小谷に聞けばいい」と思ってもらえたら嬉しいです。

小谷の国誉商業 (上海) との関わりは、入社して最初に配属された大阪本社の生産戦略部門の頃から始まっている。クリヤーファイル、ステープラー、穴あけパンチなどの事務用品を中国で生産して調達するのが小谷の役割だった。小さいけれど開発者のこだわりが詰まったステーショナリーを、中国の工場にどう伝えてつくってもらうか。学生時代から身につけてきた中国語力を活かして想いを橋渡しする業務は、文具という商品も中国という国も好きな小谷にとって心躍るものだった。

工場に対しては、高い要求を一方的に伝えていてもうまく伝わらないんです。工場側の意見も日本の開発に伝えて、お互いにWin-Winの関係になるような条件出しをして、一緒につくる関係になることを大事にしていました。

中国でつくるなら小谷に。
そう思ってもらえる存在に。
要求ばかりでは伝わらない。
なぜそうやるのか、から伝える。

要求ばかりでは伝わらない。
なぜそうやるのか、から伝える。

商品の耐久性試験の進行管理を小谷が担当することもあった。いくつもの厳しい試験をクリアすることが求められるのがコクヨの品質基準。その意味も中国側スタッフに伝える。

どこに住んでいるお客様でも長く使ってもらえる品質のモノをつくること。それがコクヨの価値なんだと説明しました。文化の違う中国の方たちに、なぜやるのかから伝えることの大事さは、この頃に多くの経験をして勉強になりました。

中国側スタッフとのコミュニケーション力を高めながら、多くの調達を成功させていた小谷に、入社6年目、オフィス用品通販のカウネットへの異動が伝えられた。オフィスで使用される日用品も中国からの調達が増えており、小谷の力が必要とされていた。開発スピードが速く、文具とは桁違いの量が売れる日用品の調達においても、小谷の好奇心が発揮されていく。

ゴミ袋ひとつにもサイズ、材質、厚み、色などがいろいろあって面白かったです。取り出しやすさを高めた商品を開発したり、口の縛り方を変えたりと、新商品が続々と企画されていました。開発のアイデアを見つけるために、お客様のオフィスを訪問させてもらって、ゴミ袋を使っている場所や清掃道具の収納場所を見学させてもらうこともよくやりました。使っている現場を見てニーズの背景を実感できたことは、中国の工場に開発の意図を伝える上でも、とてもいい経験でした。

要求ばかりでは伝わらない。
なぜそうやるのか、から伝える。
Campusブランドの文具は
中国でも知られてきました。

Campusブランドの文具は
中国でも知られてきました。

そして2024年、ステーショナリー事業へ戻ると同時に、小谷は上海にマネジャーとして赴任することが決まる。マネジャーという役割は初めてのことで心配もあったが、やってみようと思った。今度は中国側で文具の調達を支える役割を担うことになった。

日本にいる頃からやりとりしていたスタッフが上海のオフィスには多かったので、来てみたら、あの人もこの人も知り合いという感じで、すぐに馴染むことができました。オフィスは丁寧に承認を取る日本的なところもあれば、上下関係や部署の垣根もなく意見を言い合う中国的なところもあって、ハイブリッドな感じがとても新鮮でした。

調達に必要な仕様や納期の情報を、マネジャーとして中国人スタッフに伝えるのも小谷の役割。工場から上がってきた試作品を見て、日本のお客様に提供できる品質かどうかの判断をする感覚は、入社以来、日本で文具や日用品の調達の仕事をしてきた経験が活きているのを感じるという。

日本のお客さんはこの商品のここがいいと思って買ってくれているから、ここは大事に見てほしい、といったことは、文化の違う国で育ったスタッフには分からないところなので導く必要があると思っています。東南アジアにも生産拠点はできていますが、やはり中国はリソースの面でも、市場という意味でもめちゃくちゃ大きい。Campusブランドの文具は中国でも店頭に並び、知られてきました。これからも自分の好奇心や強みとコクヨが目指すことを掛け合わせて役に立っていきたいと思います。