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ビジネスサプライ事業本部・カウネット

システム開発 | 開発エンジニアリングコース

小谷 侑哉 2024年キャリア入社

小谷 侑哉

の社会の拓き方

組織をつくる過程。夢追う姿。
全部見せていきます。

行動者たる技術者、求ム。

行動者たる技術者、求ム。

入社から今までのことは、逐一noteで発信しています。エンジニアチームが始動しました、業務パソコンとしてMacを導入しました、Notionを導入しました、海外視察に行きました、インターンシップをしますなど、ことごとく細かく。だって組織づくりって全部一過性で、不可逆じゃないですか。一度しか経験できないことは全部記録しておきたいし、それにもし同じように「ゼロからエンジニア組織を立ち上げたい」と思う会社が他にあったら、参考にしてもらえたらいいなと思って。

2024年7月に発足したコクヨのエンジニア組織。立ち上げのすべてを担い、VPoE※を務めるのは、発足のわずか5カ月前に入社した小谷侑哉である。小学生の頃にゲーム感覚でホームページを自作し、高専卒業後は開発業務の経験を15年近く積んだ生粋のエンジニア。前職でマネジメントを経験し、次はゼロから組織を立ち上げてみたいと思っていたところに運命的なタイミングでコクヨの求人を知ったという。“システム内製化のためのエンジニア組織を立ち上げる人材、募集”。(※Vice President of Engineering:エンジニア組織のマネジメント責任者) 

完全にゼロからの立ち上げですので、採用、育成、開発環境の整備、ロードマップづくり、文化の醸成まで全部やりました。採用活動を始める前にエンジニアバリューの策定もしています。というのもほら、コクヨってあんまりシステムエンジニア(SE)のイメージないじゃないですか。テクノロジー企業として高い技術力を持っているわけでもないし、技術で押していく会社でもない。じゃあどうやって価値を出すんだろう、技術より大事なものは何だろう?と考えたとき、それって心構えなんじゃないの?と。心の軸がしっかりしていたらどんな環境でも仕事でも前に進んでいける。その軸に共感してくれる人に仲間になってほしかったんです。

“JUST MOVE”。移り変わる社会環境に適応し、行動せよ、感動させよ。小谷の想いを込めたバリューが組織の旗印となった。

行動者たる技術者、求ム。
ベンチャーのスピード感で
新たな技術に食らいつけ。

ベンチャーのスピード感で
新たな技術に食らいつけ。

3年で40人。その目標に対し、最初の1年で25人にまでメンバーは膨らんだ。皆新しいことへの挑戦を好む、士気の高いタイプである。しかし25人のうち11人は2025年4月に入った新卒社員で、彼らを育てているところにまたキャリア採用メンバーがドカッと入ってくる。コクヨ歴の長い社員がいない。ということはコクヨ社内のルールやナレッジの共有が進まない。

かなり、カオス。急拡大する組織をチームに分けて、ミッションをつくってマネジメントをつけてというのを場当たり的にやっていくしかありませんでした。メンバーへの1on1がなかなかできず、悩みを拾い上げられなかったのが反省点です。ケアが後手に回ったなと。

エンジニアとしての具体的な業務も最初の頃は皆無である。実はシステム本部をはじめとした既存部門のメンバーたちも、新設エンジニア集団に何の仕事を渡せばいいか手探りだったという。互いに歩み寄りながら、「あれできる?」「これ知ってます」「教えてあげるよ」と言葉を交わす。記念すべき第1号案件は、社内でもごく一部の人が使っていた、古い社内向けシステムの刷新だった。

この小さな開発をきっかけに実績が他部門に認知されて、徐々に仕事を増やしていくことができました。ありがたかったのは、コクヨが「何かをやってみること」に対してめちゃくちゃ寛容だったこと。例えば今は生成AIのツールもたくさん出てきていますが、その時々で試してみたいものに対し、社内規定さえクリアしていれば承認のプロセスがほとんどないんです。試してみて、良かった、導入したいとなったら改めて適切なプロセスを踏めばいい。このベンチャー寄りなスピード感で技術に食らいつけるのは、エンジニア組織としてかなり助かっています。

ベンチャーのスピード感で
新たな技術に食らいつけ。
システムをつくるだけが、
エンジニアの価値じゃないから。

システムをつくるだけが、
エンジニアの価値じゃないから。

現時点で、小谷たちの組織はビジネスサプライ事業本部にひもづく1部門にすぎない。しかしまずは同本部の持つ自社ECプラットフォーム周りで成果を上げ、ゆくゆくは全社に組織を展開していくという大きな構想がある。立ちはだかるのはコクヨの社内システムの膨大さと複雑さ、そして何より古さだ。長きにわたって使っているようなシステムともなると、新しい技術と接続できないこともあるのだ。

古くても使えていますし、現状のままでも価値を生み出している。それを新しくする必要が本当にあるのか?という問い直しから始まります。ただ少なくとも、システムをつくることありきではなく、システムを含む全体を見ながらお客様への価値の出し方を考えられるのが内部組織の存在意義。我々エンジニアは、システムをつくるだけが仕事じゃないんです。

エンジニアたちをマネジメントするコツは、「論理」だけでなく「情理」や「マインド」をより強調して伝えることだと小谷は話す。何より小谷自身が楽しんで仕事をすること。上に立つ人がどんな課題でも楽しく解決する姿を見せれば、自ずと組織全体も楽しくなってくるはずだ。

マネジメントの傍らで、いちエンジニアとしての自分の野望も忘れていませんよ。それは自分が関わったサービスが「ググる」みたいに“言葉”になること。言葉になるって素敵でしょう?この夢を叶える背中も、皆に見せていきますよ。